断熱性能・気密性能
快適な家で暮らす人生とそれを我慢する人生、どちらを選びますか?
断熱性能の基準は、オイルショック後、1980年に制定された省エネ規準(旧省エネ基準)、92年基準(新省エネ基準)、平成11年基準(次世代省エネ基準)、平成25年基準と断熱性能基準が引き上げられています。天井や壁に利用される断熱材の性能基準は、昔と今では、全く異なります。また、使用する断熱材の種類も工務店によって様々です。
また、建物の断熱性能に大きく影響するのが窓の性能です。従来の日本の住宅の窓は、一枚のガラス(シングルガラス)であることが多く、これでは天井や壁の断熱性能を高めても窓から熱が逃げてしまいます。今でも「うちはペアガラスだから大丈夫」と思われている方もいらっしゃいますが、実は窓から逃げる熱は、ガラス面だけではなく窓の枠から逃げる熱が多いのです。ペアガラスでも枠に結露して濡れてしまったという経験はないでしょうか?それはおそらくアルミ製の枠でできています。これが樹脂製もしくは木製になると断熱性能は、格段に上がります。
昔から日本の住宅は「夏を旨とすべし」という言葉があるように、すき間のある風通しの良い家が風土に合うとされてきました。冬に部屋の中が外気温と殆ど変わらないくらいに寒くてもコタツやストーブで局所的に熱くして我慢してきました。しかし、日本の住宅のあり方は既に見直されています。建物全体が断熱材で包むまれていますので、どこの部屋でも冬は暖かく、夏は涼しく快適な家になります。お風呂に入るときに寒い思いをすることもありません。熱効率もよくなりますから、電気代やガス代も安くなり、地球環境にも優しい家となります。
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