認知症サポーター養成講座

2018年2月20日

タワーホール船堀にて江戸川区の建築士・建築技術者向けに認知症とはどういうものか、周りの人はどのように接するべきか、住まいはどのように対応するべきかなどについて学びました。初めは、定員を25名としていたのですが、予想以上の反響で34名の方にご参加いただきました。中には、ご家族に認知症の方がいらっしゃる方もおいでになり、現状をふまえた質疑応答も活発に行われました。

認知症の行動・心理症状とは

症状1:元気がなく、引っ込み思案になることがあります

自信を失い、すべてが面倒に。将来の望みを失ってうつ状態になる場合もあります。

症状2:身の回りの動作に支障がでてきます

排泄の失敗があります。それは、本人にとってもショッキングなことです。原因はいろいろなパターンがあります。

症状3:周辺の人が疲弊するモノ盗られ妄想

しまい忘れをきっかけに、妄想がおきます。より複雑な妄想につながるケースもあります。

症状4:日常生活に支障が出てくる行動障害

「徘徊」には、理由があります。その原因を考えて対応しましょう。

認知症の人への対応心得

1:驚かせない
2:急がせない
3:自尊心を傷つけない

そのための7つのポイント

・まずは見守る
・余裕をもって対応する
・声をかける時は一人で
・後ろから声をかけない
・相手に目線を合わせて、やさしい口調で
・おだやかに、はっきりした話し方で
・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

以上は、どんな人に対しても人として大切な接し方なのだと思います。

なごみの家

江戸川区の「なごみの家」というのは、地域包括ケアシステムの福祉拠点の愛称です。

江戸川区内に15か所予定しています。

それが、弊社の近所の瑞江にも2018年4月にオープンしました。

地域包括ケアシステムといってもよくわからないかもしれませんが、簡単に言うと年齢や障害の有無に関わらず、誰もが訪れることのできる地域コミュニティの交流の場ということです。

今日も学校の授業を終えた子どもたちが5~6人自転車で遊びに来ていました。

なごみの家

江戸川オレンジカフェ

江戸川区には、オレンジカフェという認知症や介護などについて話し合える場があります。詳細を知りたい方は、各熟年相談室へお問い合わせください。

熟年相談室(地域包括支援センター)