普段はうまくいっているような話しかしませんので、たまには失敗したお話をしようと思います。

永く建築工事をしていると「失敗したな」と思うことは、それなりにあります。しかし、その失敗を経験することで、次は何に注意して工事をすればいいのかが分かってきます。ですので、失敗は無いに越したことはないのですが、大事なのは失敗した後に学びがあるかということだと社員には伝えています。今回は、外構工事の事例です。

お施主様から依頼されまして、敷地内の外壁とフェンスとの間に門扉を設置することになりました。門扉にはシリンダー錠を付けて、鍵をかけられるようにするために、支柱も少しガッチリしたタイプになりました。その取付け工事は、無事完了しました。その時は、そのように思えました。

では、何が失敗だったのでしょうか?今回の失敗の原因は作業中にありました。

外構工事の作業は、外で行います。搬入した材料は、傷を付けないように養生して行います。

そして、夕方になってぽつりぽつりと雨が振り出した頃、ようやく扉の吊り込みを完了してその日は終わりました。

そして、数日して様子を確認しに訪れてみると、、、。

あ!

ひと目で「しまった~」と思いました。これです。

もっと、寄ってみましょうか。

なんだか、分かりますか?これはおそらく材料を切断したときの切り粉です。組み立てるときには、様々な材料をカットしますが、このときに出た細かい切り粉は、風などで飛ばされるとその時の見た目では、砂と区別がつきません。しかし、雨に濡れて数日経つと錆びて、このように姿を現します。

これを掃除するのは、結構大変な作業です。細かい粉を一粒残らず拾う必要があります。

外の作業の場合は、雨風によって、切り粉が飛びやすいです。このように、後で掃除するのは大変なので十分気をつけて作業しましょう。