木製サッシのメンテナンス(戸車編)

窓が閉まらなくなってしましました

と、12年前に建てられたお施主様から突然ご連絡がありました。

夜8時くらいでしたが、それでは防犯上困るだろうということで行って見ると、木製サッシの掃き出しの引き戸が大人一人の力では動かないくらい固くなっていました。

実は、この木製サッシは、大人が3~4人がかりでないと設置できないくらい非常に重くできていて、戸車がなければ、まず動かない重さなのです。どうやら今回は、その戸車に不具合がありそうだと思いました。

そして、後日この重い木製サッシを外して見てみることになりました。

外して戸車を見てみると、12年間開け閉めしたサッシの戸車はその重さで、すり減っているというか潰れているというか、つまり戸車の高さを失って、サッシそのものがレールに擦っているという状態だったようです。

その戸車を新しい戸車と交換して

他の緩んでいる金具を閉め直して

吸盤で木製サッシを吊りあげて、元通りに動くようになりました。

開け閉めする頻度の高いところとあまり動かさないところがあると思いますが、やはり木製サッシは重いので、10年に一度くらいは戸車のメンテナンス(交換)も必要であるのだと思いました。

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