太陽光発電の架台の高さを高くするメリットとは

積雪地域でない限り、太陽光の高さは、低い方で地面から50cmくらいの高さにするのが一般的です。日射が当たる限りは、部材が短くなる分、コストが安くなるのでそれに越したことはありませんが、この高さを高くすることで得られるメリットもあります。それを少し解説したいと思います。

例えば草刈りを終えたこのように平坦な敷地に太陽光発電所を計画したとします。この状態であれば、高さを50cmにしても大丈夫そうですね。

ところが、雑草の根が残っていると一週間程度でこのように再び雑草が生えてきます。

そして一年後には、このように雑草が生い茂ってしまいます。

ここの敷地も看板が隠れてしまうほど、雑草が生えてきてしまっています。これでは、太陽光発電の架台の高さが50cmくらいであると雑草の影ができてしまうだけでなく、パネルに触れることで、故障の原因ともなりかねません。

しかし、このように架台を高くすれば、仮に雑草が生えてきたとしても大きく成長するまでに草刈りをすれば、雑草の影ができたりパネルに触れることもありません。高さを高くすることのコストアップは、敷地一面に防草シートを敷くよりも安いですし、防草シートを敷いても2~3年で雑草が突き破って生えてきてしまった現場もよく見ます。これでは固定買取の20年間に何回防草シートを敷き直さなければならないのかわかりません。

また、高さを高くすることによって、南側の影からの逃げにも効果的です。距離にして高さの約2倍の距離を離すくらいの効果があります。

また、積雪地域においては、パネルの上から落ちた雪が積もったとしてもそれを交わすだけの高さがあります。

以上のように架台の高さを高くすると風圧力も受けやすくなるので、基礎と架台の強度も必要になりますが、太陽光発電所は一度組んでしまうと組み直すことは難しいので、そのメリットを考えて初めの高さ設定することは、重要なことであるとお分かりいただけたのではないでしょうか。

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