このたびの、熊本地方の地震により被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されますよう、心よりお祈り申し上げます。

14日の地震発生から、5日経った今も余震が続いているようですので、今建っている建物でも今後の揺れで倒壊することも可能性としてはあります。建物や高い物があるところは、落下物も考えられるので、気をつけていただきたいと思います。

さて、現地の被害の様子から、倒壊の原因についていくつか考察してみたいと思います。

1Fに車庫のような空間がある建物です。右の方へ倒れているように見えます。1Fにシャッターがあり前面に構造壁がない場合左右の揺れに弱く、このような倒れ方になる可能性があります。

この建物は、二階建てで一回部分が押しつぶされています。昔は、トイレのように狭い空間にいれば、柱が密に立っているから強度があるという人もいましたが、実際は、このような倒壊の仕方をするので、トイレが一階にあるとしても全体がつぶれてしまいますので、安全ではありません。夜間に地震が起きることを考慮すると寝室は二階にあるほうが安全かもしれません。

二階建ての集合住宅の一階部分がつぶれています。このような平面的に広い建物であっても、一階部分の耐震性が重要であることがわかります。

建物の屋根の瓦が崩れて下に落ちています。今後の余震でさらに瓦が落ちてくることもありますので、このように瓦が崩れている建物には近づかないほうがよいです。

今後、まだ余震が続き油断のならない状態ですので、現地にいらっしゃる地元の方もボランティアの方も十分注意していただき、一日も早く復旧されることを心よりお祈り申し上げます。